1982年世界自転車選手権とは? わかりやすく解説

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1982年・世界自転車選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/28 15:08 UTC 版)

ゴードン・シングルトン」の記事における「1982年・世界自転車選手権」の解説

シングルトンはまず、ケイリンダニー・クラーク同種3連覇阻み優勝しスプリント向けて万全体勢整えた対す中野この年競輪において落車続いたこともあり不調伝えられ、本大会準決勝において年初からのリズム悪さを引きずってしまったのか、フランスヤーベ・カールに1本先取された。何とかその後2本連取して決勝へと駒を進めたが、逆にシングルトン準決勝亀川修一圧倒。さらにこの年開催地であるイギリスレスター集まったファン大多数シングルトン応援したこともあり、決勝前の下馬評では圧倒的にシングルトン有利が伝えられた。 決勝1本目逃げシングルトン対し中野バックストレッチ付近から勝負出て、4角手前では後ろを見る余裕さえ感じられた。ところがゴール寸前シングルトンが右ひじを出してきて中野接触し双方ゴールできなかった。このシングルトンプレー対し反則ではないか日本選手団側は抗議に出るも却下された。そして再戦1本目シングルトン中野圧倒して制し中野の6連覇阻止王手をかけた。 2本目ノーカウントとなった1本目似たような展開となり、中野今度は2センターから遅め捲り敢行した。するとシングルトンまたしてもゴール寸前になって右ひじを中野に対して出してきた。しかし今度中野はこれにひっかからずシングルトンだけが転倒した結局シングルトンこの際、右ひじを骨折して3本目のレース続行不可能となり、中野薄氷を踏む思いで6連覇達成。しかしシングルトン表彰式台上で、中野と肩を組んで記念撮影応じることを拒否怪我さえなければ自分勝っていたと言いたげな表情をしていた。

※この「1982年・世界自転車選手権」の解説は、「ゴードン・シングルトン」の解説の一部です。
「1982年・世界自転車選手権」を含む「ゴードン・シングルトン」の記事については、「ゴードン・シングルトン」の概要を参照ください。

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