1980年代以降:進む近代化
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「ロスラグスバナン」の記事における「1980年代以降:進む近代化」の解説
存続が決定して以降、ロスラグスバナンでは既存施設の改良のみならず、利用客の増加への対応、更なる利用促進を目的とした近代化が多数実施されている。1988年にはそれまで長期に渡って使用されていた旧型車両の置き換え用に新型車両が導入され、1995年までに旧型車両は定期営業運転から引退した。路線についても複線区間の延伸が行われているのに加え、1996年にはストックスンド橋の建て替えも含めた大規模な線形改良工事が完成し、2010年には駅の統廃合が実施され大学駅(スウェーデン語版)が新たに開業している。 2010年以降実施されているプロジェクトは以下の通りである。 ストックホルム東駅のホーム増設、踏切の廃止および立体交差化の促進 27系統のタビー・シルクビー駅(スウェーデン語版) - ケロッグスタルント駅(スウェーデン語版)間の複線化 28系統の防音工事および一部踏切の立体交差化 29系統のヘーゲナス駅(スウェーデン語版) - ウルナ工場駅(スウェーデン語版)間の複線化、新駅開業、踏切の立体交差化 1996年に建て替えられたストックスンド鉄道橋 2010年に開業した大学駅 なお1998年以降ロスラグスバナンの列車運行は民間のオープン・アクセス・オペレーターによって行われており、同年から2003年まではコネックス(現:ヴェオリア・トランスポール)が、2003年からは2013年まではロスラグストーグ(スウェーデン語版)が、以降はアリーヴァが列車運行権を所得しているが、2021年4月2日以降はフランスの公共交通事業者であるトランスデヴ(英語版)に移管される事になっている。
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