1949年 - ロードレース世界選手権開幕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 08:16 UTC 版)
「ロードレース世界選手権の沿革」の記事における「1949年 - ロードレース世界選手権開幕」の解説
FIMが発足し、ロードレース世界選手権(WGP)が開幕する。今シーズンのWGP開催国は次の6ヶ国である。イギリスGP/マン島TT(マウンテン・コース)、スイスGP(ブレガルテン)、オランダGP/ダッチTT(アッセン)、ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)、アルスターGP(アルスター、ダンドロッド)、イタリアGP(モンツァ)。レースはエンジン排気量別に次の4クラスに分けて行われる -- 500cc、350cc、250cc、125cc。主なレギュレーションは、自然吸気エンジンとし、過給機の使用は禁止される。第二次世界大戦前のロードレースではメーカー間の高速化競争が激しく、そのような事態が再び起こることを抑制するために過給機を禁止した。また、マシンにはネイキッド・バイクもあるが、AJSのようにステアリングヘッドのトップブリッジに小さなスクリーンを装備したマシンもある。このような小さなスクリーンは1937年のノートンで既に使用されている。
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