1907年創設の日本競馬会
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「日本競馬会」の記事における「1907年創設の日本競馬会」の解説
最初の日本競馬会は1907年に目黒競馬場を作り運営した団体である。 1906年の馬券黙許時代の到来とともに日本にはたくさんの競馬場が企画されるが、1907年に法人設置が許可され目黒競馬場を建設・運営したのが日本競馬会である。松平容大、関直彦、安田伊左衛門、松尾清次郎、中山孝一が発起人となり、日本競馬会会長には岡田治衛武がなる。目黒競馬場運営の実務を担当する組織として東京馬匹改良会社を作り、園田実徳が東京馬匹改良会社の創立委員長になる。1907年12月に最初の競馬を行い、1908年春と秋、1909年春にも開催する。しかし、馬券黙許時代の終わりとともに、池上競馬場を運営する東京競馬会、板橋競馬場を運営する東京ジェッケー倶楽部、川崎競馬場を運営する川崎競馬倶楽部と東京近郊の4つの競馬会は一つに合同して東京競馬倶楽部になる。1910年に東京競馬倶楽部に合同することによって最初の日本競馬会は解散する。
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