1907年のデザイン変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 00:09 UTC 版)
「アメリカの金貨」の記事における「1907年のデザイン変更」の解説
セオドア・ルーズベルト大統領は硬貨のデザインの一新を企画し、著名な彫刻家であるオーガスタス・セント=ゴーデンスにデザインを依頼した。1907年にはすべての金貨のデザインが大幅に変更される事になったが、量目・品位共、従来と変更はなかった。表面のデザインはダブルイーグルはセント=ゴーデンスのデザインによる自由の女神の立像でエッジには「E PLURIBUS UNUM」、イーグルはセント=ゴーデンスによるインディアンヘッドの帽子を被った自由の女神でエッジには星印を配している。 1/2イーグルおよび1/4イーグルはベラ・プラットによる陰刻のインディアンヘッド(Indian Head)となった。1907年のダブルイーグルにはハイレリーフの掘りの深いデザインの金貨がある。また初期のものの年銘はローマ数字で「MCMVII」(1907)と刻まれている。この金貨の自由の女神の立像のデザインは1986年から製造されている地金型金貨のイーグル金貨として復活した。1908年からダブルイーグルおよびイーグル金貨には「IN GOD WE TRUST」のモットーが刻まれるようになった。1/2イーグルおよび1/4イーグルもすべて「IN GOD WE TRUST」および「E PLURIBUS UNUM」が刻まれている。 額面はダブルイーグルは1907年から1933年まで「TWENTY-DOLLARS」、イーグルは1907年から1933年まで「TEN-DOLLARS」、1/2イーグルは1907年から1929年まで「FIVE-DOLLARS」、1/4イーグルは1907年から1929年まで「2½ DOLLARS」と省略することなく刻まれている。
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