19インチラックとメトリックラック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 07:08 UTC 版)
「19インチラック」の記事における「19インチラックとメトリックラック」の解説
19インチラックの寸法規格はIEC 60297-3-100 Ed.1 2008によるが、同じ内容が対応JIS規格: JIS C 6012-3-100: 2015(電子機器用の機械的構造 - 482.6 mm (19 in)シリーズの機械的構造寸法 - フロントパネル,サブラック,シャシ,ラック及びキャビネットの基本寸法)として発行されている。 メトリックラックの寸法規格 (IEC 60917-2-1 Ed.1: 1993)もJIS C 6011-2: 1998(電子機器用ラック及びユニットシャシのモジュラオーダ− 第 2 部: 25mm 実装のインタフェイス整合寸法)の「附属書1(規定)キャビネット及びラック寸法」で見ることができる。 下図に19インチラックとメトリックラックの寸法規定の概要を示す。 19インチラック(キャビネット)およびメトリックラック(キャビネット)の標準的な幅寸法 Wc/WC0 は600 mm、奥行寸法 D/DC0 は 600 mm、高さ H/HC0 は1800, 2000, 2200 mmである。機器取付けねじの幅寸法は、19インチラックで 465.1±1.6 mm、メトリックラックでは465 mm(ETSI仕様は515 mm)である。 データセンタでは大型のルーターやサーバー搭載のために、奥行寸法の深いラック、あるいはネットワークケーブルの敷設スペースを得るために幅寸法が大きいラックが採用されている。
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