19インチ規格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 01:05 UTC 版)
通信機をシャシーに搭載してラックに収納する方法は、軍事用として第二次世界大戦中の米国におけるASA C83/9規格にみられる。この規格ではシャシーをラックに取り付るためのフランジの幅は19インチ (480 mm)、高さのピッチは1U = 1.75インチ (44.5 mm)と定められた。戦後、通信機器の分野で19インチシャシーとラックの構成は世界中に普及する。ASA規格はEIA規格に改編され、数度の改訂を経て ANSI/EIA RS310-C 1971 (Rack, Panels and Associated Equipment) が発行された。この規格では19インチ規格に基づくラック、パネルおよび搭載用のシャシーの寸法のみが規定されている。19インチラックはこの規格を引用してEIAラックと呼ばれることもある。
※この「19インチ規格」の解説は、「19インチラック」の解説の一部です。
「19インチ規格」を含む「19インチラック」の記事については、「19インチラック」の概要を参照ください。
- 19インチ規格のページへのリンク