1866年 シャスポーによる改良型とは? わかりやすく解説

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1866年 シャスポーによる改良型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 08:34 UTC 版)

ドライゼ銃」の記事における「1866年 シャスポーによる改良型」の解説

フランス軍1866年採用したシャスポー銃は、紙製薬莢使用する点とボルトアクション式である点はドライゼ銃と共通だったが、ボルトによる閉鎖撃発機構と、ボルト銃身薬室後端内部挿入される形状変更されている点は、上述のドルシュやルックによる先行改良型酷似しており、シャスポー技師がこれらの構造参考としていた事が伺える。 シャスポー銃最大特徴は、ルック発想したボルト先端ガス漏れ防止用ゴムリングをボルト外周まで大型化し、薬室内の火薬燃焼直接曝される部分には大型のボルトヘッドが取り付けられ発射時のガス漏れを完全に防ぐ事に成功していた点である。 ガス漏れ封じたシャスポー銃火薬量を増やしつつ小口化する事で、射程威力弾道特性ともに前装銃ドライゼ銃凌ぐ水準実現していた。また、紙製薬莢内部雷管薬莢後端移し撃針火薬燃焼曝される部分短くして焼損を防ぐ改良施していたが、この事が不発多発させる原因となってしまい、撃針先端ドライゼ銃同様に焼損脆くなる現象防げず、結果としてアイデア倒れ終わりシャスポー銃採用から8年足らず金属薬莢使用するグラース銃改造されしまっている。

※この「1866年 シャスポーによる改良型」の解説は、「ドライゼ銃」の解説の一部です。
「1866年 シャスポーによる改良型」を含む「ドライゼ銃」の記事については、「ドライゼ銃」の概要を参照ください。

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