1枚マップの採用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 07:50 UTC 版)
本作の大きな特徴として、1枚マップの採用がある。『VIII』まででは地図上で全都市が表示されているだけで、実際の戦闘や内政などは専用の画面で行われていたが、一枚マップが採用されたことで、マップ上を軍勢が行軍し、それを見たうえで防衛側も戦略を練る必要性が生じた。また連鎖反応的に戦争が起こりやすく、展開が早くもなっている。 時間の進行は10日ごととなっており、戦略フェイズで武将に指示を出した後、進行フェイズで指示を受けた武将が行動を実行するというシステムになっている。遠方の都市を探索したり外交に行ったりすると、距離に応じた日数を消費するため、それを見越した上で指示を出す必要がある。 戦争は自動進行で、一部隊に最大5人までの武将を配属し、一枚マップ上にある部隊同士または部隊と都市などが自動で攻撃をし、セットした兵法を一定確率で発動するという形になっている。そのため部隊編成には兵法を合わせて連鎖を狙ったり、相手の行動を制約する謀略系戦法を入れたりと事前に戦略を組み立てなければならない。マップ上には障害物も設置できるので、それで時間稼ぎをし、戦況を自軍に優位に持ち出すことも可能である。他君主との同盟は結べないが、外交関係が「友好」以上の勢力に攻め込むと、信望と配下の忠誠が下がる。
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