たの・む【頼む/×恃む/×憑む】
読み方:たのむ
[動マ五(四)]
1 相手に、こちらが希望するようにしてくれることを伝えて願う。依頼する。「用事を—・む」「口外しないよう—・む」「代筆を—・む」
2 たよりになるものとしてあてにする。力としてたよる。「大黒柱と—・む人」「数を—・んで強行する」
3 用事や処置を他にゆだねる。まかせて、すっかりしてもらう。「子供を—・んで夫婦で出かける」「あとを—・む」
4 何かをしてもらうために呼ぶ。また、注文する。「医者を—・む」「タクシーを—・む」「出前を—・む」
5 他家に行って案内を請う。「たのみましょう」「たのもう」などの形で、感動詞的に用いる。
「東人(あづまうど)こそ言ひつることは—・まるれ」〈徒然・一四一〉
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「頼む」の例文・使い方・用例・文例
- タクシーを頼む
- 勘弁してくれ,頼むからいい加減にしてくれ
- ストレートで頼むよ
- 彼女は私が手伝いを頼むと必ずおなかが痛くなるんだから
- その報告はできるだけ早く頼むよ
- 「何になさいますか」「同じものをもう一杯頼む」
- 僕が彼にお金を返してくれと頼むといつもあわてて行ってしまうんだ
- 寄付を頼む
- 彼女に皿洗いを頼むなんて公平でないね
- 彼がとりあえずビールを頼む
- 彼が現地の人に私の仕事を頼む
- そのSQLファイルを送ってもらうようにあなたに頼むのを忘れました。
- もしケンが今手があいているならば、彼に頼むことができる。
- 明日、私は友人に頼むつもりだ。
- 君に認可の仕事を頼むことができます。
- 君はハナコにそれを作るよう頼むべきだよ。
- このレストランの料理は和洋折衷だけれども、私はいつも日本料理だけ頼む。
- 私たちは彼女にピアノを弾いてくれるように頼むつもりです。
- 電話に出た人に折り返し電話するようにと伝言を残すよう頼む。
- 頼むから静かにしてほしい。
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