NK-210BR【NK-210BR】(工芸作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10627号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | てんさい | |
登録品種の名称及びその読み | NK-210BR よみ:NK-210BR |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 川勝正夫、田辺秀男、園田忠弘、溝口健、安間舜、高橋良二 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「NK-159」に出願者所有の育成系統(TK-76-49/9㎜-0)を交配して育成された固定品種であり、抽だい性が少なく、根中糖分が高いF1品種育成のための花粉親品種である。草姿は中間、種子の胚数は多胚、胚軸の赤色個体は多、倍数性は二倍体、葉形はかなり披針、葉長はやや長、葉身の大きさは小、葉柄長は長、太さはやや細、葉数はやや少、葉面縮はかなり多である。根形はやや長円錘、根長はやや長、根周はやや大、露肩は中、クラウンの大小は小、分岐根は少、皺の多少は中、肉質は軟である。熟期は早、抽だい性は少、トップ重はかなり少、根重はやや多、T/R比はかなり低、根中糖分は高、糖量は多、ナトリウムはかなり低、カリウムは低である。褐斑病抵抗性はやや弱、根腐病抵抗性及び葉腐病抵抗性は弱である。「NK-152」及び「NK-159」と比較して、草姿が中間であること、根中糖分が低いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和52年に出願者のほ場(北海道札幌市)において、「NK-159」と出願者所有の育成系統(TK-76-49/9㎜-0)のペアクロスを行い「NK-210」を選抜、60年から抽苔耐性試験を行い選抜を継続し、62年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
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