くろ‐ほん【黒本】
黒本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/01 23:30 UTC 版)

黒本(くろほん、くろぼん)
- 江戸時代に書かれた挿絵が描かれた本、草双紙の一種。子供向けの赤い表紙の赤本が発展して、青少年向きの黒い表紙の黒本になった。題材は、浄瑠璃、歌舞伎、英雄伝、戦記が多い。草双紙#黒本・青本を参照。
- カーマーゼンの黒本 - ウェールズ語で書かれた最初期の黒い表紙の写本。
- 1945年の広島と長崎への原爆投下による被爆者の被爆体験記集の通称。1995年に厚生省により作成され、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で閲覧することができる。
- 河合出版が発行するセンター試験用の予想問題集である「マーク式総合問題集」(過去の全統マーク模試を収録)の俗称。
- 1979年から1981年まで全7号発行された日本初のロリコン漫画同人誌『シベール』の通称。装幀が黒一色だったことから「謎の黒本」と呼ばれた。主宰者は漫画家の吾妻ひでおと沖由佳雄。
- 株式会社エスエムエスが発行する柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師国家試験対策用参考書「国試黒本」の俗称。
関連項目
「黒本」の例文・使い方・用例・文例
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