談義本とは? わかりやすく解説

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だんぎ‐ぼん【談義本】

読み方:だんぎぼん

江戸時代宝暦(1751〜1764)から安永(1772〜1781)ごろにかけて多く刊行され滑稽(こっけい)な読み物宝暦2年刊の静観坊(じょうかんぼう)好阿の「当世下手談義(いまようへただんぎ)」に始まる。談義僧講談師などの口調をまね、おかしみ中に教訓をまじえ、社会諸相風刺した滑稽本先駆をなす。談義物


談義本

読み方:ダンギボンdangibon

江戸時代風刺的な小説

別名 教訓本、よみ本


談義本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 08:37 UTC 版)

談義本(だんぎぼん)とは、日本近世文学の一種で、18世紀中頃江戸を中心に流行した小説類である[1]。通俗的な教訓と滑稽性を特徴とする[1]。江戸固有の言葉や風俗、美的理念や生活理念を初めて描いたものとされる[1]


  1. ^ a b c d e f g 岡本勝, 雲英末雄編『新版近世文学研究事典』おうふう、2006年9月、140-141頁。 


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