カーマーゼンの黒本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/21 16:05 UTC 版)
カーマーゼンの黒本(ウェールズ語: Llyfr Du Caerfyrddin シヴル・ディ・カエルヴァルズィン、カエルヴァルジンの黒本とも)[1]は、最も古いウェールズ語の文章が収められている写本の一つ。1250年頃の物と言われており、現在はウェールズ国立図書館所蔵のペニアースMS1としても知られる。この名称は表紙の色と、ウェールズの都市カーマーゼン(ウェールズ語名カエルヴァルジン)にある、福音記者ヨハネとタイリゾグ修道院に由来する。
脚注
参考資料
- Jarman, A. O. H. (Ed.) (1982), Llyfr Du Caerfyrddin. Caerdydd : Gwasg Prifysgol Cymru. ISBN 0-7083-0629-2.
- 森野, 聡子 著「ウェールズ四大古書」、木村正俊、松村賢一 編 『ケルト文化事典』東京堂出版、2017年5月20日、259-260頁。ISBN 978-4-490-10890-3。
外部リンク
- カーマーゼンの黒本 ウェールズ国立図書館のペニアースMS1。
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