黄体期とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 黄体期の意味・解説 

おうたい‐き〔ワウタイ‐〕【黄体期】

読み方:おうたいき

排卵後、月経が始まるまでの時期月経周期後半にあたる。卵巣では、卵子放出した後の卵胞黄体変化する子宮では、黄体から分泌されるプロゲステロンエストロゲン作用によって、子宮内膜が厚みを増し粘液分泌して受精卵着床できる状態になる。プロゲステロン作用により基礎体温高温期に入る。妊娠成立しなかった場合黄体萎縮し黄体ホルモン分泌低下することにより、子宮内膜の機能層が剝離して出血する月経)。


黄体期

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 09:59 UTC 版)

排卵周期

黄体期(おうたいき、luteral phase, secretory phase)とは月経周期(ヒトやいくつかの有胎盤哺乳類)あるいは発情周期(他の有胎盤哺乳類)の後期。黄体期は黄体の形成と共に開始し、妊娠あるいは黄体退行をもって終了する。黄体期に関与する主要なホルモンプロゲステロンであり、黄体期には他の期間に比較して顕著に増加する[1]。いくつかの文献では黄体期の終了を虚血期と区別して定義している[2]

脚注

  1. ^ Bagnell, C. 2005. "Animal Reproduction". Rutgers University Department of Animal Sciences.
  2. ^ Lecture 22 - Female Reproductive System

黄体期

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 04:11 UTC 版)

基礎体温」の記事における「黄体期」の解説

排卵後~次の月経開始までの間。基礎体温高温相を示す。正常なら、月経周期長さ個人差かかわらず誰でも2週間排卵後の卵巣卵胞黄体へと変化し子宮内膜成熟させて妊娠適した状態を維持する黄体ホルモンプロゲステロン)が分泌され、これが基礎体温高温相をもたらす妊娠成立すればそのまま黄体ホルモン分泌維持され高温相が続くが、妊娠しなければ黄体寿命尽きたところで子宮内膜剥がれ落ちて月経開始し、それとともに基礎体温も下がる。

※この「黄体期」の解説は、「基礎体温」の解説の一部です。
「黄体期」を含む「基礎体温」の記事については、「基礎体温」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「黄体期」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「黄体期」の関連用語

黄体期のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



黄体期のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
花王ロリエ花王ロリエ
Copyright © 1994-2025 KAO CORPORATION. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの黄体期 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの基礎体温 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS