おうたい‐き〔ワウタイ‐〕【黄体期】
黄体期
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黄体期(おうたいき、luteral phase, secretory phase)とは月経周期(ヒトやいくつかの有胎盤哺乳類)あるいは発情周期(他の有胎盤哺乳類)の後期。黄体期は黄体の形成と共に開始し、妊娠あるいは黄体退行をもって終了する。黄体期に関与する主要なホルモンはプロゲステロンであり、黄体期には他の期間に比較して顕著に増加する[1]。いくつかの文献では黄体期の終了を虚血期と区別して定義している[2]。
脚注
- ^ Bagnell, C. 2005. "Animal Reproduction". Rutgers University Department of Animal Sciences.
- ^ Lecture 22 - Female Reproductive System
黄体期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 04:11 UTC 版)
排卵後~次の月経開始までの間。基礎体温は高温相を示す。正常なら、月経周期の長さの個人差にかかわらず、誰でも約2週間。排卵後の卵巣で卵胞が黄体へと変化し、子宮内膜を成熟させて妊娠に適した状態を維持する黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌され、これが基礎体温の高温相をもたらす。妊娠が成立すればそのまま黄体ホルモンの分泌が維持されて高温相が続くが、妊娠しなければ黄体の寿命が尽きたところで子宮内膜が剥がれ落ちて月経が開始し、それとともに基礎体温も下がる。
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