麻生氏とは? わかりやすく解説

麻生氏 (宇都宮氏一族)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 03:48 UTC 版)

「麻生氏」の記事における「麻生氏 (宇都宮氏一族)」の解説

麻生(あそう)氏は、筑前国遠賀郡麻生郷大身宇都宮氏一族城井氏豊前宇都宮氏)の庶家建久5年に、高階忠業の子宇都宮朝綱猶子となった宇都宮重業が筑前領地(約1,000町)を与えられて、下向して遠賀郡麻生郷花尾花尾城(はなおじょう)を築き山鹿氏・麻生氏の祖となった山鹿家の子の代に、山鹿氏傍流一派として麻生氏が興った南北朝時代戦乱結果山鹿氏本家没落し、麻生氏が主流となる。 明徳年間大内氏幕下となり、大内氏推挙により室町幕府奉行衆となる。その後遠賀川挟んで東西分かれ、西麻生吉木村岡城拠り、東麻生帆柱山城拠る戦国時代に、宗像氏との戦争敗れ遠賀川以西遠賀郡宗像氏割譲して、宗像氏従属することとなる。 弘治3年1557年大内氏滅亡後麻生隆実は毛利氏支援のもと、大名化の勢い示したが、その子麻生家氏九州に覇を唱えようとする島津氏対抗して豊臣秀吉従った文禄4年1595年)、筑後国転封子孫福岡藩仕えた末裔麻生道氏2002年亡くなり、現在は久和氏が跡を継いでいる。 菩提寺福岡県聖福寺で、麻生氏は同寺の歴代老師何人出している。 また、麻生家の墓の横には小早川隆景の墓があり、歴代麻生氏が墓の世話をしている。 宇都宮氏系の麻生氏には、他に豊前宇都宮氏2代宇都宮信房の子麻生国弘にはじまる氏がある。

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