鯰鉱泉前駅とは? わかりやすく解説

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鯰鉱泉前駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 08:58 UTC 版)

鯰鉱泉前駅
なまずこうせんまえ
Namazukōsenmae
布目 (0.9 km)
(0.7 km) 四方
所在地 富山県富山市四方荒屋
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 射水線
キロ程 6.4 km(新富山起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1924年大正13年)10月12日
廃止年月日 1980年昭和55年)4月1日
備考 射水線廃線に伴い廃駅
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鯰鉱泉前駅(なまずこうせんまええき)は、富山県富山市四方荒屋にあった富山地方鉄道射水線廃駅)である。射水線の廃線に伴い1980年(昭和55年)4月1日に廃駅となった。

歴史

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[4]。ホームは線路の東側(新港東口方面に向かって右手側)に存在した[4]

無人駅となっていた[4]。駅舎はないがホーム中央部分に待合所を有した[4]

駅周辺

駅跡

1997年平成9年)時点では、ホームの残骸らしき土盛りが残存していた[6]2006年(平成18年)5月時点でも同様で、待合所のコンクリートの基礎も確認できた[5]2010年(平成22年)時点でも同様であった[3][7]

鯰温泉のフロントには、鯰鉱泉前駅に敷かれていたレール(ドイツのユニオン社製)と枕木が展示されており、越中電気軌道が開業した1924年の文字が刻まれている。

隣の駅

富山地方鉄道
射水線
布目駅 - 鯰鉱泉前駅 - 四方駅

脚注

  1. ^ a b c 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 6 北信越』(監修:今尾恵介新潮社2008年10月発行)34ページより。
  2. ^ a b c 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く3 北陸・信州・東海編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)211-212ページより。
  3. ^ a b 書籍『新 消えた轍 7 北陸』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2010年12月発行)49,52ページより。
  4. ^ a b c d e 書籍『RM LIBRARY 107 富山地鉄笹津・射水線』(著:服部重敬、ネコ・パブリッシング、2008年7月発行)38-41ページより。
  5. ^ a b 書籍『富山廃線紀行』(著:草卓人、桂書房、2008年7月発行)64ページより。
  6. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くIII』(JTBパブリッシング、1997年5月発行)108-109ページより。
  7. ^ 『新 鉄道廃線跡を歩く3』49-51ページより。

関連項目




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