魔法少女893号
作者成田良悟
収載図書世界の中心、針山さん
出版社メディアワークス
刊行年月2005.10
シリーズ名電撃文庫
魔法少女893号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 06:32 UTC 版)
「世界の中心、針山さん」の記事における「魔法少女893号」の解説
サマー 〜魔法少女〜 魔法の国から脱獄した魔法少女。極端に影響を受けやすい魂を持っており、アニメや漫画の魔法少女と自分を同一視している。以前針山家をゴキブリ退治のために魔法で吹き飛ばしたことがあり、そのためにもともとの名前は消去され、代わりに囚人として、893号という番号がつけられた。そののちに脱走、阿弥陀組の屋敷に墜落する。『サマー』という名前は奥様は魔女のサマンサから阿弥陀組の組員がつけたもの。サマー=夏から『なっちゃん』と呼ぶ組員も。 実は魔法の国の研究者が研究のために、魔法で作り上げた存在。 銀島の養女となった後に、私立所沢祭媛小学校6年1組に転入する。クラスメイトに、針山神夜や時平有紀がいる。 ティス サマーが魔法の国からつれてきた魔法生物。子犬大の大きさをしたぬいぐるみ風の蟷螂の姿をしている。 どうやら、かつては普通のカマキリだった彼を、当時のサマーが魔法でこのような姿にしたらしい。意外と常識人。 銀島(ぎんじま) 阿弥陀組の若頭。かつては東京の大きな組に所属し、その執念深さから「怨霊」とあだ名されていた。恵美と婚約し堅気になることを決意し、それを機にサマーを養女にする。 恵美(めぐみ) 阿弥陀組の姐さん。阿弥陀組組長の血縁者。 魔法の国の役人 魔法の国の法をつかさどる役人。上司の「法務官」(男性)と部下の「刑務官」(女性)がいる。魔法の国にはほとんど犯罪がないので、平和ボケしている。 赤ニット・青ニット 丸跋組が銀島を殺すために雇った殺し屋。 二人は兄弟であり、赤ニットが兄、青ニットが弟。軽薄な口調でカッとなりやすい兄に対して、弟の青ニットは冷静。 赤ニットの本名は赤にちなんだ、青ニットは青にちなんだものらしい。
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魔法少女893号
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魔法の国 サマーの故郷。魔法によって治安維持を行っており、1500年の歴史で、犯罪者は893人しかいない。 地獄 魔法の国の罪人が送られる地。住人の魔力を吸い取り、気力を奪ってしまう。昔、この場所の一部分が針山さんのいる世界に召喚された。それが今の光島である。 阿弥陀組(あみだぐみ) 市の外れを縄張りとする小さなヤクザの組織。組長が病気で床に伏せっており、若頭である銀島が事実上組を支えている。 丸跋組(まるばつぐみ) 阿弥陀組と抗争中の組織。主に市街地を縄張りにしている。 「としれじぇ」の斧男に麻薬を売っており、そのことがきっかけで阿弥陀組との抗争が始まった。
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