魅惑のシャツ編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 22:14 UTC 版)
第二部37話-43話(7巻)。シャツをテーマとする。 ジョー・ローリング アメリカの有名ステーキハウスチェーンの社長。アメリカ人。シャツ編の主要人物。初登場は第二部37話。 フェデリカの顧客で、カウボーイ気質的な人物。イタリア進出の際、服装、特にシャツに関して現地で馴染めなく、悠の顧客となる。 毎回、期間が短いため、シャツのみの新調となり、シャツ編を通して様々な依頼を行う。 イタリア進出の真の目的は、自分をフッた学生時代の元恋人パオラへの復讐であった。しかし、更なる真の目的は別れ際にパイを投げつけられた仕返し(同様に顔面にパイを投げつける)と、アッサンドリ財団を影から支援するためであった。 パオラ アッサンドリ財団社長夫人。初登場は第二部38話。 かつてアメリカの大学に留学し、ローリングの恋人だった美女。しかし、家業の悪化によって実家に呼び戻され、財団から支援を受けるため、年の離れたアッサンドリに嫁ぐこととなる。ローリングに別れを切り出せないでいたところ、さらに卒業パーティーの際に彼から思いがけないプロポーズを受け、パニックを起こしてその場にあったパイを投げつけてアメリカを後にしたという過去を持つ。シャツ編において、あくまでビジネスの体裁を装ってアッサンドリ財団に近づいてきたローリングを復讐に来たと考え怯える。 アッサンドリ アッサンドリ財団の社長。初登場は第二部38話。 イタリア中部を代表する中堅財閥アッサンドリ財団の長。性格は穏やかな初老の人物で、身体がやや弱い。ローリングのイタリア進出によって財団が危機に陥り、パオラとの過去を知って抵抗を試みるが、ことごとく失敗し、心因性の発作を悪化させる。
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