駒の配置とチェスボード内の名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 04:22 UTC 版)
「チェスのルール」の記事における「駒の配置とチェスボード内の名称」の解説
チェスボードは、右下が白マス(淡色のマス)になるように置く。 駒の初期配置は、右図のようになる。キングの初期配置は白・黒ともe列、クイーンの初期配置は白・黒ともd列である。チェスの白と黒の配置は線対称の関係であり、鏡のように向かい合っている。キングはK、クイーンはQ、ルークはR、ビショップはB、ナイトはNで表される。 通常ポーンPは表記しない。 公式競技としてのチェスには、将棋のような駒落ちはない。どんなに実力が離れていても、同じ条件での対局となる。 Algebraic notation (代数式表記法) 盤面を図として表示する場合、通常は下側が白(先手)で上側が黒(後手)となる。白から見てチェスボードの左下のマス(a1)を基点とし、マス目の位置を表す座標が決められている。横方向(→)に a、b、c、d、e、f、g、h 縦方向(↑)に 1、2、3、4、5、6、7、8 縦の列のことを「ファイル」と呼び、横の段のことを「ランク」と呼ぶ。縦 : aファイル、bファイル、cファイル...hファイル 横 : 第1ランク、第2ランク、第3ランク...第8ランク チェスボードのマスや駒の動きを表す方法は、上記の「代数式表記法」以外に「記述式表記法」もある。詳細は棋譜#記述式を参照。
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