香嵐渓とは? わかりやすく解説

こうらん‐けい〔カウラン‐〕【香嵐渓】

読み方:こうらんけい

愛知県豊田市足助(あすけ)町にある渓谷矢作(やはぎ)川支流の巴(ともえ)川と足助川合流点手前にある約1キロメートル渓流背後飯盛山がそびえ、その山麓香積(こうじゃく)寺がある。紅葉の名所愛知高原国定公園一部。名は、香積寺「香」京都嵐山の「嵐」の2文字から。


香嵐渓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/11 06:55 UTC 版)

香嵐渓(こうらんけい)は、愛知県豊田市足助町にある、矢作川支流の巴川がつくる渓谷。紅葉やカタクリの花などで知られ、秋は観光地として賑わう[1]

秋の香嵐渓と待月橋

歴史

1634年寛永11年)に足助にある香積寺の三栄和尚が、巴川から香積寺に至る参道にカエデスギの木を植えたのが始まりとされる。さらに、地元住民などの手によって数多くのカエデが植え足されたり、散策道がつくられるなどして現在のようになっている。また、香嵐渓のシンボルとも言える待月橋(たいげつきょう)が命名されたのは1953年昭和28年)。その後3回の掛け替えを経た後、2007年平成19年)に新たな橋となった。

名前の由来

1930年(昭和5年)に、当時の住職と町長が大阪毎日新聞社社長の来町の際に命名を求め、「飯盛山からの薫風は、香積寺参道の青楓を透して巴川を渡り、香ぐわしいまでの山気を運んでくる。山気とは、すなわち嵐気也」から“香嵐渓”という名が付いた[2]

交通

交通案内・アクセス情報

下記所要時間は、通常時の所要時間である。もみじ祭りの期間中の特に日曜・祝日は足助中心部の国道153号飯田街道)で激しい渋滞が発生する。

公共交通機関

名鉄
愛知環状鉄道愛知環状鉄道線

マイカー

ギャラリー

周辺

香積寺

脚注

  1. ^ 香嵐渓”. 愛知県豊田市の観光サイト「ツーリズムとよた」. 2021年8月8日閲覧。
  2. ^ 紅葉みどころマップ 命名90周年の香嵐渓” (PDF). 豊田市足助観光協会. 2021年8月8日閲覧。

関連項目

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「香嵐渓」の関連用語

香嵐渓のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



香嵐渓のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの香嵐渓 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS