風船飛ばしの効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 15:42 UTC 版)
大空を使った視覚的な演出であり、映像に収められるシーンは洋の東西を問わず数知れない。日本では結婚式や運動会などの祝祭や、人権・福祉の啓発イベントやパレード、公共事業などの完成祝賀行事や博覧会などの演出で行われることも多い。 風船には草花の種や手紙を付けて飛ばすこともある。特に差出人の連絡先を書いた手紙を付けて飛ばした風船は、さながらバルーン競技のようでもあり、手紙を拾った人が返信することで、風船の到達距離に驚くとともに無縁だった人との心のつながりが生まれ、物品が毎年届くような長い縁になることも少なくない。 この風船によってもたらされる縁は、上空の風の吹き方のほか手紙の落下した場所にも依存し、さらには手紙を拾った人が返信をする行為の有無にも左右される。だが、日本は地理的に偏西風の影響を受けることが多く、関西(たとえば神戸)で飛ばした風船が東方に流され関東地方に落ちることは少なくないが、その逆はなかなか起こりにくい。 一般に雨天時の風船飛ばしは風船が雨粒などの重さで落下することが多く、また荒天時のイベントも不向きな場合が多い。
※この「風船飛ばしの効果」の解説は、「風船飛ばし」の解説の一部です。
「風船飛ばしの効果」を含む「風船飛ばし」の記事については、「風船飛ばし」の概要を参照ください。
- 風船飛ばしの効果のページへのリンク