韓国での影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:11 UTC 版)
2015年に意図して教室を放火した(死者は出なかった)韓国の10代の若者は「チョ・スンヒのような記録を残したかった。」と述べた。 2015年に韓国のインターネットユーザーはバージニア工科大学銃乱射事件を美化し、チョを「チョ将軍」と愛称をつけて呼んだ。2017年にアメリカのアジア人差別に由来するユナイテッド・エクスプレス3411便乗客強制排除事件が報道された後には、韓国のインターネット上の多くの人々がチョを賞賛し、「チョ将軍が恋しい。」などと書き込んだ。この呼称は2014年にDCインサイドのフォーラムにおいて、バージニア工科大学銃乱射事件を「バージニアの戦い」、チョを「チョ将軍」と呼ぶアイデアが投稿されたことに由来している。フォーラムではチョが白人至上主義者の韓国人に対するレイシズムに対抗するヒーローとして賞賛されており、敬称である「将軍」は、チョが一人だけで多数の人々を殺害したことから、彼を天才戦術家とみなすアイデアを発端としている。長年に渡って、チョは、韓国のインターネットユーザーがさまざまな場面において、韓国人差別主義と認識した事柄への抵抗の象徴となってきている。
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