韓国での当初の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 16:26 UTC 版)
「竹林はるか遠く-日本人少女ヨーコの戦争体験記」の記事における「韓国での当初の反応」の解説
2005年、『ヨーコ・イヤギ』("ヨーコ物語")が出版されたとき、「なぜ日本と中国ではこの本の出版が禁止されたのか」というキャッチコピーの効果もあり、好調な売れ行きであり、目立った社会的反動も起こらなかった。 この時期の韓国の書評も、作品を肯定的に受けとめ、あるものでは反戦的さらには植民地政策に批判的とまで解釈して紹介している。 しかし2007年にもなると、英語の原作がアメリカの教科で使用されていることに対する韓国系の父兄の反発が顕著化し、この「ヨーコ物語論争」に加わった韓国メディアも、批判的に転じた。作者の「自伝」は捏造と論じられ、事実の歪曲とする点が追及された。果ては作者の父親の戦犯論まで浮上し、訳本の出版社も販売を中止した。
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