電気を用いた通信の登場とは? わかりやすく解説

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電気を用いた通信の登場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 00:34 UTC 版)

通信」の記事における「電気を用いた通信の登場」の解説

1787年スペインアグスティン・デ・ベタンクルマドリードアランフエス間で電信を送るための実験行った1798年にはバルセロナのフランシスコ・サルバ(英語版)(1751―1828)がマドリードアランフエス間の42kmを1本の電線で結ぶ実験成功1816年にはイギリス通信技術者フランシス・ロナルズ(英語版)がロンドン郊外クイーンスクエアーの広大な自宅の庭で実験積み重ね新し方式発明した。これは、アルファベット書いた回転ダイヤル送・受信双方設け同期し回転させ、送信側において希望文字目前にきたときに放電させ、受信側では木の髄でつくった小球が弾かれて、それを見れば送信したい文字分かる、というもので、これはイギリス海軍採用された。 1809年にサミュエル・トーマス・ゼンメリンク(ドイツ語版)が『ミュンヘン・アカデミー・オブ・サイエンス』誌(Munich Academy of Science)で電気化学的通信アイディアについて述べ、それを読んだシリング男爵Baron Pavel L'vovitch Schilling(1780―1837)がそれを実現しよう実験没頭し、それをロシア皇帝から認められサンクトペテルブルクとペテルホーフ宮殿の間に電気通信設備設けるよう命じられたが不幸にもまもなく没してしまった。一方で1833年ゲッティンゲン大学教授カール・フリードリヒ・ガウスヴィルヘルム・ヴェーバー最初電磁検流針電信装置実用化し、1km離れた研究施設の間で通信行った。これは4つ基本的なシグナル単位動作するものであった。 「電気通信」も参照

※この「電気を用いた通信の登場」の解説は、「通信」の解説の一部です。
「電気を用いた通信の登場」を含む「通信」の記事については、「通信」の概要を参照ください。

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