電卓やコンピュータの登場
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「そろばん」の記事における「電卓やコンピュータの登場」の解説
競技において計算機械より速く計算した、という記録もいくつか存在している。1946年11月11日、アーニー・パイル劇場(接収中の東京宝塚劇場)にて、『スターズ・アンド・ストライプス』紙の後援で逓信省一番のそろばんの達人であった貯金課の松崎喜義と、最新の電動機械式計算機を使うアメリカ陸軍所属でGHQの20th Finance Disbursing SectionのThomas Nathan Wood二等兵との間で計算勝負が行われ、4対1でそろばんが勝利を収めている。カシオ計算機の樫尾俊雄はこれを報じる新聞を前に「算盤は神経。されど計算機は技術なり」とメモした(勝負を見ていた、とする説もある)。物理学者のリチャード・ファインマンは自伝(R・P・ファインマン 1986, pp. 10–14)の中で、自身がそろばんの達人と計算のスピードを競い合ったエピソードを紹介した。
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