雷撃型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 07:45 UTC 版)
コスモタイガーIIの派生タイプの1つ。デザイン担当は玉盛順一朗。 雷撃に特化したタイプで、機体下面に大型の空間魚雷を2発懸架している。固定武装は、パルスレーザー機関砲の装備箇所が機首から機体下面に移動し、背面に動力銃塔が追加されている。 乗員も3名に増えており、コックピットが複座で、さらに動力銃塔に銃手として1名搭乗する。銃塔内は非常に狭く、銃手は体育座りのように身体を丸めて乗り込む。もっとも、銃身側よりハンドル側の方が移動レートが小さく(つまり銃手は小さな動作で銃身を動かせる)、第22話劇中で沢村は狭さに不満を示しつつも「使いやすい」と述べている。また、同じく沢村の弁より、機体の旋回半径も単座型より小さい模様。 本編第二章(第3話 - 第6話)公開頃の解説では、設計のみ完成しており、データ上のみの存在で実際の製造はまだされていないとされていた(もっとも劇中でその辺りの描写はされなかった)。劇中で初登場するのはシリーズ後半の第17話で、空母アンタレスの艦橋部の甲板上に2機映っている。その後、第22話で改装を受けたヤマトに単座型から一部入れ替わりで搭載されており、第24話の都市帝国戦に投入される。 なお、カラーリングは、プラモデル組立書の画では単座タイプと同色だが、劇中では旧作の雷撃機と同じように焦茶色となっている。
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