雪溝・兼多家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 07:00 UTC 版)
雪溝 延和(ゆきみぞ のぶかず) 本作のキーパーソン。航の父親で、日本屈指の大企業・雪溝グループの総帥。協定メンバーのそれぞれの親とは学生時代の旧友。 協定メンバーの関係者曰く「若いころの姿は航と瓜二つ」とのことで、元妻の南美には「優柔不断のくせに、なぜか女を引き寄せる奴」と評され、学生時代から非常にモテたらしい。また、それらの体質はすべて息子へと受け継がれ、航を困らせる根源となっている。 回想シーンによるワンカットを除き、本編にはいまだ未登場。妻との離婚後は一度も航と接触していないが、協定発足時に彼の所在地を珠代らに教えるなど、父親として少なからず息子のことを気にかけている模様。 兼多 南美(かねだ なみ) 航の母親。海外勤務のキャリアウーマンのため、年中家を空けている。旧姓は雪溝(ゆきみぞ)。 延和とは学生時代の交際を実らせ結婚するも、彼の女癖の悪さに愛想を尽かし、航が5歳の時に離婚した過去がある。それゆえ、現在でも雪溝と関係を持つことを極端に毛嫌いし、離婚した経緯などについても深く語りたがらない。 物語開始後しばらくは回想シーンに登場するのみだったが、正月休みに日本へ帰省した際、ようやく本編へ登場する。そして、航の口から「許嫁協定」の全容を聞き、親として厳格な態度を取り、協定メンバーを激しく叱りつけた。しかし、そのメンバー内に智が含まれていると知った途端、彼女との婚姻だけは認めると公言するなど、少し大人げない態度も見せてしまった。結果的に、半ば押し切られる形で息子を協定メンバーへ託すことにした(その際、メンバーに対し「航を雪溝に近寄らせない」という条件を突きつけた)。 琴曰く「昔から頭に血が上りやすく無鉄砲な性格」とのことで、延和との関係も怒り任せに離婚した模様。また、髪型はボブカットにしているが、離婚した当時はロングヘアだった。 雪溝 セイラ(ゆきみぞ セイラ) 航の従妹。中学1年生。物語終盤に登場する。
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