集客施設・イベント地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 16:37 UTC 版)
「仙台市都心部」の記事における「集客施設・イベント地区」の解説
定禅寺通を軸として、屋外イベント施設となった勾当台公園や、屋内集客施設のコンサートホール・多目的展示場などが立ち並んでいる。また、中心部商店街の一番町・中央通・仙台駅前でも屋外イベントが開かれる。 都心部の収容1000人以上の集客施設は、以前は定禅寺通の宮城県民会館と仙台市民会館、および、東二番丁の電力ホールくらいしかなかった。新設される場合は、広い土地と安い地価を求めて地下鉄沿いなどの郊外に設置されることが多かった。これが、仙台駅東口の再開発に伴って仙台サンプラザとZepp SENDAIが、広瀬川右岸の青葉山公園内に仙台国際センターが設置され、その他の都心部にも数百人収容程度のライブハウスや多目的展示場が設置されるようになり、都心部の集客力を支えている。 屋外でのイベントは、仙台七夕に代表されるように一番町や中央通沿いで開かれる他、数十万人以上の入り込みが予想される場合に定禅寺通を車両通行止めにして開催されてきた。1980年代後半に勾当台公園が地下鉄南北線の開通に伴って大幅に造り直され、市民広場が設置されると、勾当台公園が屋外イベントの開催地として注目されるようになり、現在ではほぼ毎週末何かしらのイベントが開催され、夏季には平日でも連日イベントが開催されるようになった。近年は、勾当台公園のみでは需要をまかなえなくなり、錦町公園や西公園も屋外イベント開催地として機能し始めている。また、せんだいメディアテークが新設され、定禅寺通の共同溝設置と中央分離帯遊歩道の小ステージ設置工事がなされると、定禅寺通自体のイベント集客力も向上した。これらの屋外集客施設は定禅寺通沿いにあり、定禅寺ストリートジャズフェスティバルやSENDAI光のページェントなどの際には有機的に繋がり、また、ループシャトルバスなどで繋がれる。(仙台市#文化・名物、楽都仙台、仙台市内の公共施設一覧も参照)
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