陸海空自衛隊で共通の飾緒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 14:03 UTC 版)
陸海空で共通の飾緒としては、防衛駐在官と副官の飾緒がある。 防衛駐在官たる自衛官の飾緒 防衛駐在官たる自衛官がその職務を行うため必要がある場合に着用する。黄色の丸打ひもに金色の金属細線をかぶせたものを三つ編みにし、その両端に金色の金属製金具(陸上自衛官のものには桜花及び桜葉を、海上自衛官のものには錨を、航空自衛官のものには鷲をつけたものとする。以下同じ。)をつける。 副官の飾緒 副官飾緒の着用者は、防衛省訓令により以下に掲げる者とされている。 統合幕僚監部、陸上幕僚監部、海上幕僚監部及び航空幕僚監部の副官 陸上総隊司令部、方面総監部、師団司令部及び旅団司令部の副官 自衛艦隊司令部、護衛艦隊司令部、航空集団司令部、潜水艦隊司令部、地方総監部、教育航空集団司令部、練習艦隊司令部、護衛隊群司令部及び掃海隊群司令部の副官 航空総隊司令部、航空支援集団司令部、航空教育集団司令部、航空開発実験集団司令部、航空方面隊司令部、航空団司令部及び航空警戒管制団司令部の副官 上記の者が日本国外に出張する場合並びに日本国内において日本国以外の国の軍隊、軍艦又は大使館若しくは公使館との連絡業務に従事する場合並びにそのほか、渉外事務を行うため必要がある場合に着用する。白色の丸打ひもを三つ編みにし、両端に銀色の金属製金具をつける。 防衛駐在官の飾緒 左から佐藤一郎2等空佐、平塚弘司1等空佐 嘉手納基地にて 陸上自衛官(2等陸佐)と海上自衛官(3等海佐)の副官飾緒着用例。2002年10月の国際観艦式にて (上)防衛大臣政務官の着任式に侍立する副官。(下)防衛大臣政務官の補佐を行う副官(航空自衛官)
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