陸上に引かれたもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 00:07 UTC 版)
本州南岸線 サンカメイガの分布北限。年間最低気温が-3.5℃にほぼ一致する。 ハマオモト線 ハマユウの分布北限。年最低気温の平均-3.5℃の等温線および年平均気温15℃の等温線とほぼ合致している。1938年に小清水卓二が提唱、命名した。 上記二線はもとになった生物は異なるものの、線の位置も、その意味付けもほぼ同一である。この線をほぼ分布境界とする生物は他にも多く、熱帯系の、耐寒性の弱い生物の分布境界としての意味を持つと見られる。 シュミット線 北樺太西岸ヅエと南樺太東岸内路を結ぶ線で、植物の日本固有種の北限。戦前の樺太を調査したフリードリッヒ・シュミットの名になむ。
※この「陸上に引かれたもの」の解説は、「分布境界線」の解説の一部です。
「陸上に引かれたもの」を含む「分布境界線」の記事については、「分布境界線」の概要を参照ください。
- 陸上に引かれたもののページへのリンク