陸上のウィンドファーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:15 UTC 版)
「集合型風力発電所」の記事における「陸上のウィンドファーム」の解説
世界初のウィンドファームは1980年12月、ニューハンプシャー州南部の Crotched Mountain に設置されたもので、30kWの風力タービン20基からなる。 2014年1月現在、世界最大のウィンドファームとしては、アメリカのアルタウインドエナジーセンターがあり、1300MW以上の発電能力を持っている。そのほか大規模なウィンドファームとしては ロスコー風力発電所、Horse Hollow Wind Energy Center(735.5MW)などがある。予定している。計画中の最大のものとしては中国の Gansu Wind Farm があり、20GW を予定している。 大規模な陸上の集合型風力発電所発電所現在の発電能力(MW)国脚注Biglow Canyon Wind Farm 450 アメリカ合衆国 Buffalo Gap Wind Farm 523.3 アメリカ合衆国 Capricorn Ridge Wind Farm 662.5 アメリカ合衆国 Dabancheng Wind Farm 500 中国 Fowler Ridge Wind Farm 599.8 アメリカ合衆国 Horse Hollow Wind Energy Center 735.5 アメリカ合衆国 パンサークリーク風力発電所 458 アメリカ合衆国 ロスコー風力発電所 781.5 アメリカ合衆国 スウィートウォーターウインドファーム 585.3 アメリカ合衆国 陸上のウィンドファームは海岸線や川から3kmほど内陸の丘や山地の分水線に設置される傾向がある。そういった場所で海からの風が強くなることを利用している。30mずれただけで風力エネルギーが倍も変化することがあるため、設置場所の選定には細心の注意が必要である。
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