阿波の辻堂の習俗
名称: | 阿波の辻堂の習俗 |
ふりがな: | あわのつじどうのしゅうぞく |
種別1: | 風俗習慣 |
保護団体名: | |
選択年月日: | 1979.12.07(昭和54.12.07) |
都道府県(列記): | 徳島県 |
市区町村(列記): | |
代表都道府県: | 徳島県 |
備考: | 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | 徳島県の吉野川沿いや那賀川沿いの集落には、これに接する山間部の集落とともに、辻堂、四つ足堂、薬師堂、大師堂などと呼ばれる吹き抜けの簡素な小堂が旧道に沿って分布する。なかには、地蔵菩薩像・薬師如来像・弘法大師像などを安置するものもあり、村人たちによって日常の社交、親睦の場として利用されたり、そこでマワリオドリがなされたり、悪病除け(虫除け)祈祷、大般若経転読、あるいは灯明あげなどがなされて信仰の場となることもあった。 また、そこで四国遍路や旅商人に接待がなされて安息の場ともなった。その習俗も経済、社会の進展に伴って衰滅にひんしているが、これらの習俗は庶民信仰を知るうえで貴重である。 |
祭礼(信仰): | 讃岐の茶堂の習俗 遠江の御船行事 長崎の「かくれキリシタン」習俗 阿波の辻堂の習俗 陸前磐城のオガミサマの習俗 須成祭 飛騨の絵馬市の習俗 |
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