阪急への譲渡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:42 UTC 版)
2017年10月1日、そごう神戸店と共に経営権がそごう・西武(セブン&アイ・ホールディングス)から、エイチ・ツー・オー リテイリング(H2O、阪急阪神東宝グループ)に譲渡された。運営は不動産の管理・開発を手がけるH2O子会社のエイチ・ツー・オーアセットマネジメントが行う。 経営移譲後も、当面は「西武高槻店」のまま西武の店舗として運営していたが、H2Oは2018年9月27日、グループ内の事業再編に伴い、2019年10月1日付で運営母体を阪急阪神百貨店へ移管し、同日付で屋号を「高槻阪急」へ変更することを発表した。 2017年以降の運営会社交代により、2018年と2019年は埼玉西武ライオンズの優勝セールを行わなかった。当時の西武鉄道グループの事実上の持株会社であった国土計画による球団買収以降、関西地区では大津・八尾・塚新の各店とともに優勝セールが恒例化し、特に高槻では年度により選手もゲストとして招かれるなど盛大に行われていた。そうした経緯もあり、ライオンズ優勝決定前後には、優勝セールを行わないことと、2017年以降は阪急阪神東宝グループが運営している旨を併記した告知が店頭に掲示された。 運営会社交代後も、以前から出店していたタワーレコード(セブン&アイの持分法適用会社)、そごう・西武の子会社であるロフト、セブン&アイ・グループのアカチャンホンポは引き続き入居している。また、2022年6月には家電量販店のビックカメラが3階に出店した。 高槻駅周辺は、北口にアクトアモーレ(核店舗はアル・プラザ高槻)、南口にグリーンプラザたかつき(2号館は松坂屋高槻店)が競合し、また一帯には複数の商店街が広がっており、北摂随一の商業集積地となっている。1988年と2004年には、北口の西武高槻店が西武ライオンズ、南口の松坂屋(本社:名古屋市)が中日ドラゴンズの優勝セールをそれぞれ開催していた。
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