関連する事象・事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 23:11 UTC 版)
これら施設では、幼児や児童が安心して遊べる事が最大の目的である。このため、勢い余って転倒することの多いこれら子供らが転倒しても大きな負傷をしないよう、尖った石やガラスの破片は定期清掃などの活動で取り除かれ、また破損しかけていたり、劣化や腐食によって強度が低下した遊具も危険であるため、定期的な検査と補修が行われる。 しかし一部の心無い利用者が放置したゴミ(空き缶や空き瓶)や、または故意に遊具のボルトを緩めたり破壊するなどして、これらによって負傷する子供が出た例も見られる。その一方で、事故の報告された遊動円木や箱ブランコといった一部の遊具が、危険性を理由に排除されるケースも見られ、設置される遊具の様式には、一定の時代による推移が存在する。事故が報告され、改良された遊具も多い。 この他、これら施設内に併設された砂場にペットの犬猫や野良猫が糞をしてしまうケースも見られ、衛生上の問題から遊び場から砂場が「不潔な施設」として排除されてしまい、特に砂遊びを好む幼児や児童を落胆させたり、従来は着地の衝撃を和らげ事故を防止する意図で滑り台に併設されていた物まで無くなるといった事態も起こっている。他方、これらの害を防止するためにペットの持ち込み・立ち入りを禁止とする所も見られる。(糞の項を参照されたし) 欧米ではこれら施設内に入り込んだ麻薬常用者が使用済みの注射器を放置するケースも見られ、HIVに汚染されている事もあるこれら注射器を子供が触って怪我をし、感染する懸念も出て、これら施設の利用者が激減する問題も発生している。
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