間食、菓子類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:18 UTC 版)
午前の間食はチャシト、午後の間食はアスラネ、夕食後から就寝前の間にとる間食はシャブチェレという。チャシトでは主に果物、ビスケット、牛乳が食される。アスラネでは紅茶、牛乳、ジュース、ケーキ、ビスケットなどが食されるが、下町ではチーズやジュージェキャバーブなどの軽食をとることもある。 乾燥させたカボチャやヒマワリの種に軽く塩を振って煎ったトフメ、ドライフルーツとナッツ類の詰め合わせであるアジル(ajiel)は、手軽な軽食として好まれる。小麦のデンプンから作るイラン独自の冷菓ファールーデ(パールーデ、pālūde)は、ライム汁やバラの香りを付けたシロップをかけて食べる。ヨーグルト(マースト、māstもしくはmaast)は多くの場合料理の添え物として供され、甘味は付けないことが多い。ヨーグルトにチーズやハーブを合わせたディップ(māst-o panir-o sabzi)は、ナーンや野菜に付けて食される。
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