開始の延期
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当初は2011年3月28日開始予定だったが、3月11日に東日本大震災が発生したことにより、NHKはその後ほぼ1か月余りにわたり震災・福島第一原子力発電所事故を中心にする特別報道体勢を敷いた。このため『正午のニュース』の枠が拡大(当初は終日放送の一環。3月19日以後段階的に短縮)され、予定していた『ふるさと一番!』の3月14日から24日までの放送分が休止・未消化となった。正午のニュースの拡大対応は原子力安全・保安院が福島県内の避難区域を区別する4月21日まで行い、『ふるさと一番!』は未消化分が放送されないまま3月10日放送で事実上「打ち切り」とした。『ひるブラ』についても当初は関東地方からの中継を中心にした。被災地である東北地方では4月25日以降も9月8日までの間震災関連ニュースに差し替えられ、隣接する北海道・関東・新潟の総合テレビが受信できる世帯、地デジ難視対策衛星放送でホワイトリストに指定されてサービスを受けることができる世帯およびNHKワールド・プレミアムのノンスクランブル放送を受信している場合を除いて本番組を視聴することができなかったが、マルチ編成となった9月12日より東北地方でも総合サブチャンネルで放送開始された。メインチャンネル・ワンセグ放送・アナログ放送終了が2012年3月31日に延期されていた被災3県の地上アナログテレビ放送では震災関連ニュースを2012年3月29日まで継続していた(金曜バラエティーも同様)。2012年3月30日をもってマルチ編成による震災関連ニュースの放送が終了し、年度明けの4月2日以降は東北地方でも全チャンネルで『ひるブラ』が放送されていた。
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