開催地・年間スケジュール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 20:46 UTC 版)
「2021年のF1世界選手権」の記事における「開催地・年間スケジュール」の解説
(以下、グランプリの決定・中止を太字で表す) 2020年11月10日に暫定スケジュールが発表され、12月16日にFIAの承認を得た。当初は史上最多となる23戦が開催される予定で、当初予定の3週連続開催がサマーブレイク明けのベルギーグランプリからイタリアグランプリとロシアグランプリから日本グランプリの2回組み込まれていた。この暫定スケジュールでは、第4戦として開催予定であったベトナムグランプリが政治的な問題で開催地から外され、第4戦の予定日程を割り当てたまま保留扱いとされた。 翌2021年の1月12日、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により改訂カレンダーが出され、開幕戦の予定であったオーストラリアグランプリが11月に移り、開幕戦はバーレーングランプリとなる事が決定(以下全戦繰り上がり)。また、当初第3戦に予定していた中国グランプリの延期が決定(のちに中止決定)。代わって第2戦としてイモラ・サーキットがカレンダーに加わった(エミリア・ロマーニャグランプリ)。 2月11日、当初ベトナムでの開催を予定していた日程を1週分後ろに動かす形で第3戦にポルトガルグランプリが追加でカレンダーに加わえる方針をFIAが示し、その後正式に追加が決定。 4月28日、カナダにおいて渡航制限の調整ができないことが確定したため、カナダグランプリは中止となり、代わってカナダGPを予定していた日程にトルコグランプリを開催することを一時は決定した。しかし、トルコGPの代替決定後、トルコ国内の感染が拡大。それを受け、イギリス政府は、渡航を規制する『レッドリスト』に追加。これにより、トルコGPは6月の開催を断念し、中止ではなく無期延期とすることを発表。これを受け、カレンダーの変更が行われ、6月25〜27日に予定されているフランスGPを1週間早めて18〜20日に開催し、6月25〜27日にはオーストリアでの2レース目となる『シュタイアーマルクGP』を行うことを決定。7月2〜4日には当初の予定通りオーストリアGPを開催するため、フランスGP、シュタイアーマルクGP、オーストリアGPという3連戦の日程が組まれた。 6月4日、シンガポール国内での新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、シンガポールグランプリの開催中止を発表。その後FIAは、シンガポールGPの開催予定日となっていた10月1〜3日に、カナダグランプリの代替として一時開催を決定したものの無期延期となっていたトルコグランプリを開催することを発表した。 7月6日、日程を当初の開幕予定から11月へ順延して開催予定となっていた、オーストラリアグランプリの開催中止を発表。 8月18日、モビリティランドは「F1日本GPを開催するために設定された期日までに、F1海外関係者の日本入国が確実な状況に至らなかったため」として、10月8日~10日に鈴鹿サーキットで行われる予定だった日本グランプリの開催中止を発表した。 8月28日、本シーズンの開催ラウンドが、当初予定していた全23戦から全22戦に減少することを発表(この時点での第20戦の開催地は未定)。 9月30日、第20戦(11月19〜21日)としてロサイル・インターナショナル・サーキットでのF1開催(カタールグランプリ)が決定された。カタールでのF1開催は初となる。
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