閉店後の建物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 10:00 UTC 版)
「イトーヨーカドー長野店」の記事における「閉店後の建物」の解説
閉店後、建物を所有する長野電鉄は、長野店近隣住民へのアンケート調査の結果を踏まえ、当ビルを地上5階・地下1階から地上2階・地下1階に減築、近隣道路に接続する車道スロープと屋上駐車場120台を整備し(長電権堂パーキングなど近隣駐車場が離れていることがテナント誘致の障壁となっているため)、食品スーパー等を誘致し、2021年(令和3年)6月の再開業を目指す方針となっていた。 イトーヨーカドー長野店の閉鎖後、店舗建物は減築を含む大規模改装が行われた。 2021年1月、綿半ホームエイドが旧イトーヨーカドー長野店の建物にグローサラントを中心とする小規模店で出店することが報じられたが、そのほかのテナントが埋められず、長野電鉄は、綿半ホームエイドに地下1階から地上2階まで全館貸借し(2階の一部テナント誘致も綿半に任せた上で)、中心市街地型・複合型店舗の「綿半スーパーセンター権堂店」として、2022年春にオープンするとした。また、長野電鉄が営業時間を24時間営業とする旨を届け出ていることも明らかになった。 2021年12月、大規模小売店舗立地法に基づく周辺住民説明会で、長野電鉄は開業時期を2022年6月末を目指すことを表明した。再オープン時期が当初より遅れたのは、減築工事の許認可手続きや工事が複雑であり、時間を要したため、としている。 2022年6月、綿半スーパーセンター権堂店の開業時期を2022年秋頃に再延期することが明らかになった。再延期となった理由は、前述によるものの他、新型コロナウイルスの流行およびロシアによるウクライナ侵攻により、資材不足・生産遅延・流通停滞(ロックダウンによる工場・事業所の操業停止およびサプライチェーン問題)が発生し、工事資材や店舗内設備の調達・設置が遅延しているため、としている。オープン再延期を踏まえた、店舗スタッフ募集も合わせて開始しており、ホームセンター、食品スーパーのスーパーセンターとしての売り場の他、医薬品コーナーやカフェスペース、家具・インテリア店(綿半グループのリグナ)などが売り場またはテナントとして出店されることも明らかになった。 なお、建物の名称を「長電権堂ビル」から「権堂ウエストプラザ」と改称する予定である。
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