長嶋語録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 23:57 UTC 版)
会話中に「いわゆる」「ひとつの」「ややもすると」などというフレーズが入ることが多い。 日本語と英語が不自然に混じった、あるいは英語にしなくてもいい部分まで英語にしてしまう「ミスターイングリッシュ」も有名(例:「失敗は成功のマザー」、鯖のことを「さかなへんにブルー」)。一説によれば、結婚後に家庭内で英語で会話していたからこのような話し方になったという。 感覚を重視するが故に「パアーッと」「ダアーッと」「パーン」「パッ」「サッ」「タッ」「ブワァー」「ヒュッ」「キュッ」「スパーン」「ブン」「シュン」「ガッといく」などの擬音を多用するため、理解できない選手も少なくないが、引退してから長嶋の指導の意味が理解出来たと話す選手もいる。 これらの長嶋の独特なキャラクターはものまねの対象になりやすく、多くのお笑い芸人が長嶋のものまねをレパートリーに加えている。特にプリティ長嶋は、長嶋に似ていたことがきっかけで芸能界入りした。 王の一本足打法を「フラミンゴ」と言う。 「松井君にはもっとオーロラを出してほしい」 「監督の言うことを聞いちゃだめじゃないか」 「目に入る範囲がストライクゾーン」 名球会でオーストラリアに行き、日系企業の赤井電機が協賛していた野球チームを指導した。ユニフォームにチーム名が「AKAI」と書かれているが、長嶋は1選手に「きみAKAI君かぁ。君も赤井君かぁ?赤井君多いな」と言い、周囲から「あのAKAIというチームなんですけど」と教えられ、恥ずかしかった長嶋は「ん?高木(守道)代われ」と逃げ出した。 大久保博元は長嶋から「鯖という字は魚へんにブルー」と教えられた。 また重言を多用したことでも知られる。代表的なものに 「疲労の疲れ」 「体力の力」 「状態の良い状態」 「お昼のランチタイム」 「大変身はイメージチェンジ」
※この「長嶋語録」の解説は、「長嶋茂雄」の解説の一部です。
「長嶋語録」を含む「長嶋茂雄」の記事については、「長嶋茂雄」の概要を参照ください。
- 長嶋語録のページへのリンク