銀星号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/08 15:02 UTC 版)
リムジン商会で組み立てられたN級フィッシュボーンタイプのコンテナ貨物船。100年ほど前に造られた戦闘艦を基に生産されたタイプで120隻におよぶ同型船のパーツのみで組み上げられている。購入時は外装パネルがモザイク状態だったためハヤトが塗り直すが、安さに釣られて塗料の種類を間違えたため塗装後に浴びた宇宙線で変色。船全体がピンク色になってしまう。「銀星号」という名前は120隻に及ぶベース船のデータからハヤトが適当に選んだものだったが、かつて軍用輸送船として多くの逸話を持ち「奇跡の輸送船」と呼ばれるも任務を果たす過程で10数回に及ぶ大破沈没歴があり、歴代クルーの多くが亡くなっている。 エンデバーの貨物輸送会社は全てフュージリアグループ傘下で経営陣にはエルキュール侯爵家の人間が入っており、よそ者は受け入れられない。ハブられるのも取り込まれるのも嫌ったハヤトたちはアイシングの助言で銀星号を人も運ぶ「貨客船」として登録した。 N級コンテナ貨物船である銀星号は運行管理に6人、貨物管理に6人と本来12人のクルーが必要だが、資金不足で余計な人員は雇えないため、ブリッジクルーはハヤトとハインツ(後にサイラスも加わる)、船舶管理AIとしてクララ、キャビンアテンダントとしてリアンの5人で回しており、残った空き部屋を「客室」としている。
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