鉄道/公共交通機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:38 UTC 版)
マンハイムは、南西ドイツで2番目に大きな乗換駅である。マンハイム中央駅には、2005年の統計で1日あたり185本の列車が発着する。ICEによる高速鉄道が整備されたことで、より速く、より快適にシュトゥットガルト方面へ結ばれることになった。マンハイム中央駅は、2005年にドイツで最も優れた駅に選ばれた。 ライン/マイン – ライン/ネッカー新線によりライン/マイン地域とを結びつける計画がある。2007年6月に、パリ - フランクフルトを3時間50分で結ぶICEの高速路線(LGV東ヨーロッパ線)が運行を開始し、マンハイムを経由している。 マンハイム操車場は、マーシェン(ハンブルク)に次いでヨーロッパで2番目に大きな操車場である。2005年の統計によれば、1日あたり30本の国際列車、60本の国内列車、440本の近距離貨物列車を取り扱った。 ライン=ネッカー地域のほぼ全域を結びプファルツ地方、オーデンヴァルト、ヘッセン南部まで延びるラインネッカーSバーンが、2003年から営業を開始した。すべてのSバーン路線がマンハイム中央駅を経由している。この他のマンハイム市内にあるSバーンの駅は、マンハイム操車場、マンハイム=ゼッケンハイム、マンハイム=フリードリヒスフェルト南である。 マンハイムの公共近郊交通としては、1878年6月2日に開業した市電(後述)がある。11系統の市電路線と多くのバス路線が運行されている。さらにマンハイムには50台以上のカーシェアリングのシステムがあり、さらに拡充されている。1970年代にUバーン(地下鉄網)の構想が検討されたが、資金難から実現しなかった。マンハイムに存在する地下駅は、ダルベルクシュトラーセ駅だけである。Uバーン計画はやがて廃止された。 1975年の連邦園芸博覧会 (BUGA) では、仮設のエアロバスが約6ヵ月間運行されており、220万人の利用者があった。
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