重衡 (能)
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重衡(しげひら)は、平家物語における平重衡の南都焼討に取材した能楽作品。東大寺・興福寺など奈良の寺社を焼き払い仏徒を殺戮した己の罪深さにおののき、仏敵に堕ちた身でありながら仏の救いを求める重衡の苦悩と業を描いた修羅能。成立は室町時代、観世元雅作と伝えられている[注釈 1]。
注釈
出典
- ^ a b 「550年ぶり幻の能上演 来月橋の会 世阿弥時代の「重衡」」、朝日新聞1983年11月19日付夕刊(東京本社版)、10頁
- ^ a b 小林・西・羽田 2012, p. 415.
- ^ 多川 2018, p. 55.
- ^ 多川 2018, p. 55-56.
- ^ “怨親平等(おんしんびょうどう)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2019年10月4日閲覧。
- ^ a b 「五重塔バックに幽玄の世界 興福寺で宿敵・重衡の能 / 奈良」、朝日新聞1999年10月3日付朝刊(大阪本社版)、29頁
- ^ 「平重衡供養の「塔影能」上演 奈良・興福寺」、読売新聞1999年10月3日付朝刊(大阪本社版)、30頁
- ^ a b 多川 2018, p. 56.
- 1 重衡 (能)とは
- 2 重衡 (能)の概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
「重衡 (能)」の例文・使い方・用例・文例
- 潜在(能)力.
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