重慶の鍋料理(麻辣火鍋・鴛鴦火鍋)
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「火鍋」の記事における「重慶の鍋料理(麻辣火鍋・鴛鴦火鍋)」の解説
重慶の鍋料理の中で、麻辣味をベースにしたスープはとても有名で、このスープを使う火鍋は麻辣火鍋(マーラーフオグオ)と呼ぶ。 本来はこれしかなく、1980年代から辛口苦手のお客様のために辛くないスープを加えた鴛鴦火鍋(ユアンヤンフオグオ)が開発された。鴛鴦火鍋の特徴は、仕切った金属製の丸鍋の中に太極図の陰陽ように見立つ枠があること。一つの空間の中に紅湯(ホンタン)と呼ばれる唐辛子・山椒・花椒で調味した麻辣スープを入り、もう一つの空間の中に白湯(バイタン)と呼ばれる塩味の豚骨スープを入りる。好みの食材を好みのスープに入れて、煮て食べる。 麻辣火鍋は中華圏の各地に広く浸透され、あまり辛くない香港式火鍋・台湾式火鍋など有名な変種が存在し、中国式と香港式・台湾式の火鍋にバリエーションを見えることができる。また、中国の「火鍋系」の鍋料理以外、いま他の国の鍋料理もこの鴛鴦火鍋の形式を真似することが多く、味の違い2種類のスープを一気に提供するという利点から考えているという。
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