都市名としての揚州とは? わかりやすく解説

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都市名としての揚州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 08:33 UTC 版)

揚州市」の記事における「都市名としての揚州」の解説

隋の煬帝開削させた大運河により物資集積地となり、一躍繁栄することとなる。また、煬帝再三行幸行い遊蕩耽ったため、亡国至った都市として知られている。 唐代にはアラブ人ペルシャ人訪れて、すでに国際としての位置づけになって交易発展したが、安史の乱755年-763年)の混乱で、760年田神功ペルシア人イスラム商人虐殺する揚州大虐殺起こりアラブ人ペルシャ人との貿易の中心泉州広州移った明代以降は、現在の江蘇省東部中心とした塩田からとれる塩の集積地としても重要な位置をしめ、この地に豪商産み文化の花を開かせる基礎となった明末期の清・南戦争では1645年80万人犠牲者となった揚州大虐殺起こった清代揚州八怪初めとする、文人多く輩出しており、揚劇や書画盆景料理といった、中国文化の上でも重要な位置占める。 市内にある大明寺は、鑑真和尚唐代日本に来る前にいた寺である。

※この「都市名としての揚州」の解説は、「揚州市」の解説の一部です。
「都市名としての揚州」を含む「揚州市」の記事については、「揚州市」の概要を参照ください。

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