部首

デジタル大辞泉

ぶ‐しゅ【部首】

読み方：ぶしゅ

漢字の字書で、漢字を字画構成に従って部分けをし、各部ごとにその共通要素である字形を頭に示して索引の用に当てたもの。「乞」「乳」などの「乙」、「初」「利」などの「刀」の類。こうした部首索引方式は「説文解字」（540部）、「玉篇」（542部）などを経て「康熙(こうき)字典」（214部）に至り、以後この「康熙字典」に準拠する形が大勢を占める。

ウィキペディア

部首

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/09 16:22 UTC 版)

部首（ぶしゅ）とは、漢字を分類する際に用いられる漢字の一部分である。また、それによる分類の、各グループである。部首による分類では、全ての漢字に一つの部首が割振られる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

部首

出典:『Wiktionary』 (2021/08/28 10:24 UTC 版)

名詞

部 首（ぶしゅ）

1. 漢字の辞典で、分類したグループの先頭に置いた、漢字を分類するための基準となるものを表した字。
   • たとえば康熙字典では、「然」は火部（かぶ）に含めているため部首は「火」、「防」は阜部（ふぶ）に含めているため部首は「阜」である。どの部に属する漢字かは、字書によって異なる。多くは康熙字典に書かれていたものを踏襲しているため、何らかの統一された基準が存在するかのように錯覚しているに過ぎない。
2. （誤用^[1][2]・俗用^[3]）（「れっか（灬）」や「こざとへん（阝）」など）漢字を構成する部分。偏旁冠脚。

発音^(?)

• (東京) ぶ​しゅ [búꜜshù] (頭高型 – [1])
• IPA^(?): [bɯ̟ᵝɕɨᵝ]

語源

各々の漢字の共通する要素などをまとめたものを部といい、その先頭に置かれたことから。

翻訳

• 英語: radical
• フランス語: radical 男性

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「部首」の例文・使い方・用例・文例

• 麻冠という,漢字の部首
• 穴冠という,漢字の部首
• 雨冠という,漢字の部首
• 網頭という,漢字の部首
• 石偏という漢字の部首
• 糸偏という,漢字の部首
• 豕偏という,漢字の部首
• 廴繞という,漢字の部首
• 馬偏という,漢字の部首
• 延繞という,漢字の部首
• 老冠という,漢字の部首
• 斧旁という,漢字の部首
• 女偏という,漢字の部首
• 貝偏という,漢字の部首
• 風構えという,漢字の部首
• 片偏という漢字の部首
• 方偏という漢字の部首
• 門構えという,漢字の部首
• 金偏という漢字の部首
• 革偏という,漢字の部首