部族組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 15:01 UTC 版)
民族の家族的な単位は男系の氏族あるいはクラン(英: clan; キクユ語: mũhĩrĩga、モヘレガあるいはムヒリガ)の下にサブクラン(英: sub-clan; キクユ語: mbarĩ、バリ)、更にその下にリネージ(英: lineage; キクユ語: nyũmba、ニョンバあるいはニョムバ)というように血縁による縦のつながりが重層的に見られるものであり、これにリイカ(参照: #割礼)というバリ同士を横につなげる機能を果たす集団が加わり、民族全体の一体性が強固なものとされてきた。左記の単位のうち、モヘレガについては神話における始祖ギクユ(Gĩkũyũ)とその妻ムンビ(英語版)(Mũmbi あるいは Mũũmbi)の間にできた娘たちそれぞれの子孫として以下のものが知られている。 クラン名始祖Anjirũ ワンジル(Wanjirũ) Ambũi ワンボイ(Wambũi) Aceera ワンジェリ(Wanjeri)あるいはワチェラ(Waceera) Angacikũ ワンジク(Wanjikũ) Ambura あるいは Ethaga、Akĩũrũ ニャンブラ(Nyambura)あるいはワキウル(Wakĩũrũ) Airimũ あるいは Agathigia ワイリム(Wairimũ) Aithĩrandũ(あるいは Angeci) ワイゼラ(Waithĩra)あるいはワンゲシ(Wangeci) Angarĩ(あるいは Aithekahuno) ワンガリ(Wangarĩ) Angũi(あるいは Aithiegeni) ワングイ(Wangũi) Aicakamũyũ ワムユ(Wamũyũ)
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