選挙区割りについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 18:42 UTC 版)
議員一人当たりの議員数が2005年実施の国勢調査において3倍以内になるように設定されている(最大較差は、東茨城郡南部選挙区と龍ケ崎市選挙区の間の2.91倍)。ただし、つくば市選挙区は定数4に対し同市選挙区より有権者数の少ない日立市選挙区に定数5が設定されている。2006年の選挙前にも新市町村区割りの選挙区での選挙を求める案が民主と公明から提出されたが、自民の反対多数で否決されている。これは、自民現職県議の選挙区調整が難航するのが必至のためとされた。2010年の選挙前に自民から提出された選挙区案も現職自民議員の地盤に十分配慮されたものとなり、また“一票の格差”が従前の選挙区割りから改善がなかったため民主・共産両会派は反対した。 2012年の改正で多少是正されたが、2015年10月の国勢調査速報値を基にした人口(未成年者含む)での試算でも、最大格差は2.90倍となっている。 これらを受け、2019年の改選時(2018年12月執行)に選挙区の区域及び定数を変更し、1票の格差の是正(2.90→1.93)、逆転現象の解消、1人区の減少(22選挙区→14選挙区)が図られた。
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