遠賀原のケヤキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 20:44 UTC 版)
なお、文下のケヤキが国の天然記念物に指定された同じ日には、同じく鶴岡市遠賀原字温海田(あつみだ、現・鶴岡市千石町)の地蔵堂境内に生育する遠賀原(おがわら)のケヤキ(地図)も国の天然記念物に指定されたが、1983年(昭和58年)5月の暴風雨の影響を受け急速に樹勢が衰え枯死したため、翌1984年(昭和59年)5月7日に指定解除され、危険があるため翌1985年(昭和60年)10月に伐採された。枯死する以前の遠賀原のケヤキは、高さ25メートル、根回り16.8メートル、枝張り東西19メートル、南北17メートルという巨樹であった。 指定解除後に伐採された主幹は三分割され、鶴岡公園にある藤沢周平記念館に隣接する園内と、生育していた地蔵堂(藤原安産地蔵尊)の境内の2か所に展示されている。 かつて生育していた藤原安産地蔵尊の境内に置かれた遠賀原のケヤキの主幹の一部。2022年1月23日撮影。 鶴岡公園の園内に置かれた遠賀原のケヤキの主幹の一部。2022年1月23日撮影。
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