連載漫画の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 04:33 UTC 版)
ライバル誌の『コロコロ』同様にゲームメーカーや玩具メーカーとのタイアップ作品が多かったが、刊行末期は少なくなっていった。 雑誌の方針としては児童・幼年向けを対象としているが、「プラモの改造などの少々マニアックなもの」「暴力的な要素が強いもの」「哲学的なもの」「お色気要素の強いもの」など濃い内容かつインパクトが強めといった対象年齢が高めの漫画が載せられることもあり、その特殊性も読者に広く知れわたっている。想定読者年齢より背伸びした(あるいは、ませた)物の中でも少し極端な物でもあったため、「ボンボンを読むとオタク趣味に走るようになる」といった俗説が流布することもあった。 最終回を含んだ単行本が出されていない場合が多い。また、未単行本化作品もいくつかある。発刊される単行本についても冊数が少ない。そのため、単行本自体の入手が困難な場合があり、復刊が望まれ、2010年代からは講談社により「復活ボンボンシリーズ」としていくつかの作品が復刊されている。それ以前にも、一部に復刊ドットコムの協力で復刊されたものもある。当然、それらはほかの雑誌にも言えることであるが、『ボンボン』の場合は「営業部側の売上の見込み判断」によるものだという。中には『おれのサーキット』のように連載後30年以上経った作品でも復刊にあたり、加筆修正されたものもある。『海の大陸NOA』や『ロックマンX』などが打ち切り・放置されたり、また『トップス』が「第1部完・次々号より再開」と予告をしておきながら結局再開されないまま、といったケースがある。
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